第一回『関東明教杯』懇親ゴルフ大会　“ハイライト＆スポットライト”

２０１０年４月３日、前日の春嵐も治まり爽やかな春風がそよ吹く大宮カントリークラブにおいて、第一回『関東明教杯』懇親ゴルフ大会が１７人の参加で開催されました。　

午前９時半、みどりコースＯＵＴの１番で行われた始球式では、上野支部長（Ｓ４５卒）がその日唯一（？）のナイスショットを披露し、打ち放たれた球はまるで彗星のように、飾りリボンの尾を引いてフェアウェイのセンターに飛んで行きました。プレー後に全員のスコアを集計してみて再び驚きの歓声！！なんと支部長がワーストグロス、ネットでもブービーメーカーを演じ、他のプレーヤーを大いに勇気づけることに貢献しました。支部長、お疲れ様でした。

５４６５ヤード、パー６９の短いコースではありましたが、キャディー無しのセルフプレーで、各人がカートを手引きして１８ホールをラウンドするという、体力自慢の方々でもやや過酷なプレーにも拘らず何と半数以上の９人の方がグロス９０以下でラウンドしました。荒川の河川敷を吹き抜ける風が球を押し戻し、芝保護のため長めにキープされ１メートルのショートパットがカップの縁からから遠ざかっていく高麗グリーンを相手に、全員がオールドマンパーを目指して堅実なゴルフに努めたことが功を奏したものと思われます。さすがは関東明教会の同志たちです。
　
そんな中でひときわ光輝いたプレーヤーが不二和美さん（Ｓ４５年卒）。レディースとはいえ、男性の使うレギュラーティーとあまり距離の違わないティーからのプレーでネット65.6での優勝は秀逸でした。しかもグロス８０（Ｏｕｔ３９、Ｉｎ４１）はベスグロ！！　前半のハーフでバーディー2個を奪う鋭いアイアンショットの切れ味。後で同伴者に聞いた話によると、パットも正確そのもので、オリンピックも断トツの一人勝ちとか。“凄い女”とのこと。怖いですねェ～。

僅差の準優勝はネット65.8で回られた井関清さん（Ｓ31年卒）。グロス８５（Ｏｕｔ４５、Ｉｎ４０）はご立派。ご年齢は70歳を優に超えておられますが、手引きカートで１万歩以上を歩くラウンドの後半のＩｎで、疲れも見せず40のグロスもさすがです。
同様に70歳を超え、骨折後のご不自由な足で途中棄権を覚悟されてラウンドされた小椋さん（Ｓ32年卒）も100を切るプレーでご立派でした。最若手の安永さん（Ｈ3年卒）はグロス105でしたが、「同窓会の素晴らしい大先輩達にお会いでき、参加して良かった」と、将来の支部長候補を感じさせるコメントはさすが。松山在住で飛び入り参加された宮内さん（Ｓ45年卒）はブービーをかすめながらそのすぐ上の15位で、目立たないように飛び賞をゲットされたのはさすが。不二秀夫さん（Ｓ42年卒）は、優勝された奥様の和美さんに負けじとしっかり“ブービー賞”をゲット。　 YY 夫婦で目立ち過ぎデス YY
こうして、年一回の総会で顔合わせするだけの一般会員の方々とも、楽しく会話を交しゴルフを通じて一日を楽しく過ごせたことで、嘗て時代は違っていても “同じ釜の飯を食った”同窓の士の繋がりの意義を改めて嬉しく感じた次第です。　

最後になりましたが、今回は賞品として、元支部長の和食さん、前支部長の豊島さん、その他の有志の方々から多数の魅力的な品々をご提供して頂きました。賞品は全員に行き渡るほど沢山ありましたので、表彰式では上位者から表彰してご希望の賞品を順に選んで頂き、その喜びに応じてチャリティーの献金をして頂きました。その結果、お陰さまで総額28,959円の献金が集まりました。大会参加者の皆様方にもご賛同頂きましたように、大会開催費用を差し引いて余ったお金は、繰越金として今後の関東支部活動費の一助とさせて頂きます。ご協力して頂いた皆さまに改めてお礼申し上げます。

今回の第一回大会を通じて、この種の同窓会活動の意義がご賛同頂けたということで、今大会の反省も考慮し秋には第二回大会を、“乗用カートがあって”、“グリーンの整備がもう少し良くて”、“関東南部にも近い場所で”催すことを是非検討したいと考えております。同窓会員諸兄諸姉の次回ご参加を心よりお待ちしておりますので宜しくお願い致します。