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松本庸夫さん(S23年卒)『体験記 私たちの戦中・終戦直後史』

情報提供:事務局

【松本さんからのメッセージ】
所属する我孫子市史研究センター編集の『体験記 私たちの戦中・終戦直後史』が「つくばね舎」から発刊されました。
小生も応募していた「1930生まれの愛媛での戦中・終後」も載っています。字数オーバーで松山空襲時の当時2年生の活躍は体験外で書けませんでした。
執筆者30名近くは今は当地周辺在住ですが、体験した場所は全国的です。当地古老の体験も座談会で語られています。

【Amazonからの説明転載】
内容紹介 
日中戦争終期のころから太平洋戦争の時代、そして、終戦直後を少年少女として生きた人々が、戦時下の暮し・終戦直後の暮しの体験を、それぞれに綴った。少年少女であった人たちは、暮らしの中の戦争の姿を、誇張も虚飾もなく、直截に述べていて、はからずも、近代史・現代詩の貴重な歴史書・証言の書となっている。空襲・疎開・勤労動員・長崎原爆の被爆の姿ー被服が裂けて垂れ堕ちていると見えたが実は皮膚がはがれていたー・疎開先での引率教師の暴力と隠匿ー生徒がもらった食料を隠匿して酒に替えた暴力教師がいたー・満州引き揚げ者の苦難、敗戦を国民に告げた「玉音放送」は、理解できなかった。そして、戦後の学制改革の中での小学生・中学生・高校生。苦しいなかで、10歳前後の年齢で、弟・妹を背負って空襲から非難し、食料の獲得に奮闘し、それでいて、明るさを失わなかった子どもたち、悲惨な戦争を経て、新憲法のもとに生活の再建に取り組み始めた日本人の一つの原点を示している。
さらに、座談会では、千葉県我孫子市に生まれ育ったお年寄り三人を囲んで、暮らしの場での戦争の姿を浮き彫りにした。著者の多くは、現在の我孫子市民。
著者について
1975年に設立された我孫子の市民歴史研究団体。月一回の会報を発行、二年ごとに研究発表誌=会誌『我孫子史研究』も刊行。今日までに単行本は10冊以上発行してきた。歴史研究の発表の場である部会、古代史研究の部会、古文書研究の部会、史跡探訪の部会、社寺調査研究の部会等の部会活動のほか、公開型の歴史講演会・史跡見学会を例年開催している。会員数150名。
ぜひご購読ください。

 
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