神野紗希さん（H14年卒）　桂信子賞受賞

句作や評論で優れた活動をした女性俳人を表彰する第11回桂信子賞を瀬戸内寂聴さんと神野紗希さんが受賞され、令和2年1月19日に表彰式が行われました。

★ 神野さんの受賞コメント
ただただ好きで続けてきた俳句で賞をいただけたこと、ありがたく思っております。尊敬する俳人・桂信子の名を冠した賞であることも嬉しいです。
これからも、詠み、読んで、俳句の可能性に驚き続けてゆきたいです。

柿衛文庫ホームページ
http://www.kakimori.jp/2019/12/11.php
ふらんす堂ホームページ（授賞式の様子)
http://furansudo.com/archives/15437


★ 神野さんから著書のご紹介（同窓生の著書リストにも記載）
最新の著書としては、2019年秋に2冊のエッセイ集を刊行しました。
『もう泣かない電気毛布は裏切らない』（日本経済新聞出版社）
『女の俳句』（ふらんす堂）
2018年に愛媛新聞の連載をまとめた『日めくり子規・漱石　俳句でめぐる365日』（愛媛新聞社）を出版し、2019年に愛媛出版文化賞の大賞をいただきました。
受賞には、2018年末刊行の、現代俳句協会青年部・編『新興俳句アンソロジー』（ふらんす堂）を中心になってまとめたことなども、評価されたようです。
（戦前～戦中にかけての俳句のモダニズム運動に関わった俳人たちの作品を集めました。）

他にもたくさんの著書を執筆されています。（Amazonサイトより）
※著書の閲覧はこちらから


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最近は愛媛のデザイナーや鉄工所さんとコラボして、俳句のアクセサリーなど作っています。

【プロフィール】
1983年愛媛県松山市生まれ。高校時代、俳句甲子園をきっかけに俳句を始める。2002年第一回芝不器男俳句新人賞坪内稔典奨励賞受賞。2004年から2010年までの6年間、ＮＨＫ－ＢＳ「俳句王国」の司会を、2013年度にＥテレ「俳句さく咲く！」の選者をつとめる。明治大学・聖心女子大学講師。現代俳句協会青年部長。お茶の水女子大学大学院博士後期課程修了。